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□電車の君
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何時ものように電車で見かけたあのひと。


仁王雅治


一ヵ月くらい前から、同じ車両にいる。
一目みたとき、




あの、

綺麗な銀髪にひかれた。



それからずっと目で追い続けてる。
電車が止まった。

あのひとがおりる駅だ。



何時ものように心の中で念じる




    お願い





少しでいいから振り向いて



(思った瞬間目が合った。)






おわり
 

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