「潰姫」書き直し
□衝撃
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「隼人ぉ!武ぃ!おはよぉ☆」
翌日、愛美はいつも通り家まで来た獄寺と山本に走って近づいていった。
「………あれぇ?ツナはぁ?」
愛美はそう言ってキョロキョロと見回していると、山本がなんか昨日家に帰って無いみたいでさ…と言って苦笑を浮かべた。
「嘘ぉ…。ツナ…どこ行っちゃったのかなぁ…?」
山本の言葉を聞いて心配そうな表情を貼り付ける。
すると山本は直ぐ見つかるのな!と言って愛美を安心させるために頭を優しく撫でた。
「(本当はツナなんてもぉどーでもいーんだけどねぇv今日からはちゃんとした下僕来るしぃ♪)」
……愛美がそんなことを考えているとも知らずに。
「………あれ?」
不意に三人の近くで、男子の声が聞こえた。
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