長めのはなし

□だってずっと好きだった
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………







ちょっと待とうぜ落ち着いていこうぜ自分。なんなのこの展開。






「お願いだ佐助。おぬしにしか頼めないのだ!」



それは分かってるよ?もしも旦那が他の奴に頼んだりなんかしたら俺様発狂しちゃーう。




「だから佐助…」




てか旦那天然小悪魔?俺様が旦那のこと好きだって分かってないよね?つか旦那俺の事絶対好きだよね?じゃなかったら俺様一体なんなのって感じだよね。





「じいを教えてくれ!」





…泣いてもいいですか?






「あ、あのね旦那、こういう事は人に聞くもんじゃなくてね、自分で学んでいくようなものでね…」




「それは分かっている…!だから一番信用のおける佐助に恥をしのんでご教授してもらいたいのだ!」



嗚呼ああァアアアア


こんな汚れた俺をそんな汚れなき目で見つめないでぇえええ






「どうしてもダメ…なのか…?」




「うっ!!!!」



きゅるーん


↑多分こんな効果音。

上目使いに俺を誘う旦那は殺人的に可愛かった。



ああ、もう我慢できない。つか何で我慢してんだろ、俺。って感じかしてきた。






「もう…俺様知らないからな!ちょっと来て!教えてあげるから!」




「誠かっ?!ありがとうでござるー!佐助!!」





自分がどんな事言ってるかも知らないで…!



こうなったら





(俺様無しじゃ生きていけない身体にしてやるっ)






そう心に決めて、これからの行為に思いを馳せた







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