長めのはなし

□だってずっと好きだった
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バタン







学校の終礼が終わってから30分が経とうとしている。

帰宅部の者は既に学校を後にし、部活のある者は真剣に部活動に励んでいるせいで校舎の中には誰一人としている気配がなかった。









そんな中、誰もいなくなった男子トイレの一番奥の個室に男子2人が向かい合っている。







「佐助…?何故男子トイレに2人で入るのか?」




「自慰教えてあげるためでしょ?」





「それは分かるのだが…、なんでこのような所で?」






キョトンとする旦那を尻目に、俺は旦那のベルトに手をかけた。



「なっ…!」


「だって声聞かれちゃうじゃない。」







ベルトを慣れた手つきで手早く外すと、チャックを下まで下げてまだ反応してない旦那の自身を取り出した。





「ぁ…!佐助!ゃめ…」



「しぃー、ちょっと静かにしようね旦那。」




人差し指を自分の唇に当ててウィンクすると、旦那は顔を真っ赤にして口をつぐんだ。(かーわいい、なにこの小動物)






「ん、いい子いい子。」





チュッといつものように頬にキスを落とすと、手に収まっている旦那の自身をゆるく刺激するように上下に動かした。






「ん…ゃだ佐助、ぁっ…ん、」



「あのね旦那、自慰っていうのはこうやって自分のモノを自分で擦って気持ちよくなる事を言うの。
でも今日はお手本として俺様がやってあげるね。」





「あ…そんなっ、んんっ…んっ、んっ!」





口を塞いだ両手から漏れる鼻にかかった旦那の声はいつもよりも高い声で
まるで女の子のようだ。





(やっば…、この子超エロい…)





やばい、俺の理性が切れてしまいそうだ。




「ふわわっ…!」






焦った佐助は、後ろから幸村を抱き締めると
後ろから両手で夢中で幸村のモノを擦った。





「ぁあっ…!ゃっあ、ぁ…さ…すけぇ…んっ!」



(佐助の熱い息が…耳に当たって…)





幸村も佐助の手を制止させようと腕を伸ばすが、佐助の力に勝てるはずもなく。そして佐助の手は一向に止まってはくれない。



グチグチと止めどなく溢れる幸村自身に、佐助は容赦なく攻め立てていった。





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