長めのはなし
□そしてずっと好きでいて
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｢旦那、鼻で息するんだよ？｣
｢んん、ふっ…んんっ、あっん…！｣
酔いしれるように目をとろんとさせて、ｷｽをねだる幸村に
(やっべえ即犯してぇ。でもまだ早いよな、もっと時間経ってからだよな普通。)
とか思ってしまったが、そこは顔に出さずにやり過ごす。
｢あら、旦那。もう立派に勃っちゃってるねぇ。｣
｢うあっ…！｣
そこにはｷｽで反応した幸村の自身が緩やかに立ってﾋﾟｸﾋﾟｸと震えていた。
それをパンツの上から優しく握る。
｢んっ、ゃめ…佐助…！｣
｢また気持ちいい事してあげるよ。｣
｢ぁんっ…！｣
最初はパンツごしに弱く根元から先端にかけてを扱く。するとそれに満足しないように、腰が上下に動き出した。
｢腰、動いてる。可愛いね。｣
｢んゃ、やだぁ…さすけっ！もっと、擦って…、ぁああっ…んんん！｣
恥ずかしそうに佐助の胸板に顔を押しつけ、もう止まらないというように腰を振り続ける。
するとやがて動き出した佐助の手に、幸村はﾋﾞｸﾋﾞｸｯと身体を震わせた。
｢ゃああんっ…！い…ぃ、気持ちぃ…あっ！さすけぇ…ひゃあんんっ！｣
｢うわ､エッロ…｣
長いゴツゴツした人差し指と中指が不規則に先端を弄り、親指は根元を執拗に擦る。
そして手のひらで裏側を何度も撫で続けた。
｢ぁああっ…、やっ、やっ、んん！あ…なんかきちゃうっ、ゃあ、あんっ…あんっ…！｣
｢旦那…、パンツの中でイっちゃっていいの…？｣
そこで初めて気付く。このままでは下着に全てがついてしまう。幸村は頭をブンブンと横に振った。
｢やだぁ…！佐助！下着から出してくれっ…！！｣
｢ん？だーめ。このままイって。…おもらしみたいになっちゃうね旦那。｣
幸村の必死の懇願に、佐助は意地悪くニヤリと笑うと、そのまま絶頂へと誘うように両手を動かした。
｢そ…んな、ひゃあっ！だめっ、だめだめだめぇっ、ゃ……あっ…あっあっ…！｣
左手で乳首をスリスリと撫でられ
右手で自身の敏感な所を全て弄ばれて
もう、耐えることなんてできなかった。
｢だめだめだめぇっ！あっぁっ、ゃん…！やらぁ…もｲｯちゃうっ、あ…あ…あっ！…イっくぅうううううううvV！！｣
のけ反りながら幸村は佐助の手の中で数回ﾋﾞｸﾋﾞｸと震えて絶頂すると、
吐き出されたものはパンツに全て染み込まれていき、
染み込まれきれなかったﾓﾉが佐助の手に触れた。
｢ん〜、いっぱい出しちゃったねー旦那、そんなに気持ち良かった？｣
｢んも…さい…あく！｣
そう言って息を切らして顔を真っ赤にさせて上目遣いで睨みあげる幸村を
｢んーvV可愛い可愛い〜！！｣
佐助は悪びれなく強く抱き締めた。
……