長めのはなし

□ずっと俺だけ見てなさい◆前編
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「いった…佐助…!いたいぃ…」




「ごめ…旦那、あとちょっとだから……。」



ズッズッと全てを押し込むように進められていく腰。



そのたびに激痛が身体を走った。




「ふぇえ…しゃ、す…け…ぅううっ」



「旦那、全部入ったよ…。よく我慢できたね、偉い偉い。」



そう言って幸村の頭を優しく撫でて唇にチュッと軽いキスを落とす。


そして、痛みで萎えてしまった幸村の自身を優しく扱き始めた。






「んん…ゃう…!ぁあ…」




いきなりきた快感に幸村の身体中の力が抜ける

その隙に佐助は腰を奥にへと動かした。




「あ、ああ…やっ!」




「旦那のいいとこどこだったかなー」




そして幸村の中のある一点を佐助が突いた。



その瞬間



「ぁ…ああああっ!!」


鋭い強い快感が爪先にまで身体中を駆け巡った。





「みっけ…。」

ニヤッと唇に笑みを浮かべ、そこを重心的に激しく突き上げる。




「あ…あぁっ…、さすけぇ…もっと…ゆっくりっ…!はぁああん…んっ、」


ガクガクと身体が激しく揺さぶられた。段々と近付いてくるのは激しい絶頂。



「可愛い…旦那。大好き。」




「あ…っは!ぁああんっ、や、やっ…!も…ダメだ…!!」





「…俺様も…かなっ…、旦那の中ほんときもちい…」



佐助の息も荒くなっている、絶頂が近いのだろう。


「いっしょに…ね?」


すると佐助は最奥へと一気に腰を打ち付けた。
その瞬間、幸村の身体がとうとう強い快感に絶頂へと一気に上り詰める。



「ひゃ…あああアーっ!!」



「く…ぁ…」





身体を大きく痙攣させ、幸村の自身から勢いよく白濁が吐き出される。



佐助も幸村の最後の締め付けで声を我慢しながら絶頂を迎えた。だがその直前に引き抜いたので、出されたモノは幸村の腰にへと零れおちた。







「はぁ…はぁ…はぁ…」



「ハァ…あっぶね…、中に出すとこだった……ハァ。」




赤い顔で息を切らしながら余韻に浸る幸村に、佐助は額にへばりついた髪を軽くどけてやると、チュッとその額に軽くキスを落としてやったのであった。






…………
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