ツナ受け長編小説

□『ひな祭りをしよう』
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「もともと雛祭りってゆーのはな、女の子の成長を祝う祭りって言われてるが、」

「痛い、痛い、リボーン!そんなに締め付けないでよ!」

「3月の節句に、厄祓いの意味も兼ねてる大事な行事なんだぞ?」

「っわ━━っ!!ちょっとやめて!何化粧なんてしてるのさ!大体何でお前が日本の行事を知ってるんだよ!?」

「そーゆーわけでボスたるお前には組に降りかかる災厄を祓う義務がある」

「こじつけだーっっ!!」

「つべこべ言わずに行ってこい!!」

「面白がってるだけだーっっ!!」

 ◇ ◇ ◇

山本のお父さんが仕事の関係で山梨へ行くっていう話を聞いてリボーンの目が笑った(気がするι)。
おじさんが所用を済ませてる間、オレたちは山本に連れられて桃の花見に来たんだ。
何故ならここは桃の産地、時期的に花はまだだけど、ハウスの中は満開なわけで。
(…桃の花ってかわいいよね、濃いめのピンクで)
満開の時期には、さながら絨毯のようだという。
その頃また来たいな、なんてホンワカしてたらいきなりι

「ボンゴレ式雛祭りをやるぞ」なんてリボーンが言い出したんだ!

「守護者は集合だ。指令は出しといた。お前らは支度しろ」

「わりーなιツナ。小僧に連れてこいって言われてな」

Σ山本もグルだったの〜!?
何が何だか理解出来ないうちにオレは突如ハウスに出現した控え室もどきに詰め込まれたわけだ。
 
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ひな祭りはこの辺では4月3日ですが、せっかく3月なので書いてみたかったのです。お祭りって楽しいですよね♪
 
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