ツナ受け長編小説
□『混迷のエイプリルフール』
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ふと目が覚めた。
いつもなら起こされるまで目が覚めないのに、今日はどうしたんだろう?
寝返りを打つと、何か違和感を感じる。
(……?)
まぁ、目の覚めてしまったものは仕方ない。
俺は布団から抜け出し、ふぁあ、っと背伸びを一つしつつ階下に降りる。
普通に歯を磨いて、顔を洗う。何だかここでも違和感。
何か、変?
頭に、はてなマークを着けたままトイレに行く。
………ん?
「☆△◎×□◇○×━━━っっリボーンっ!??」
一体全体何ていうこと!?
あろうことか、オレは女の子の身体になってしまっていたのだ!
何でだよ!?
◇ ◇ ◇
「━━…っ何考えてんだよリボーンのバカ!!」
「ジャンニーニの開発したあべこべ弾だ」
俺のせいじゃねぇ、くらいに言うの止めろよιお前が撃たなきゃ誰が撃つんだよ!
「俺は死ぬ気弾の改良を頼んだだけだ。あいつまた改悪しやがった」
絞めてくる、と言い残して去ろうとするリボーンの腕を掴んで、必死で呼び止める。
「待て待て待てってば!オレはどうなるの!?」
「死ぬ気弾と一緒だ。効果が切れれば元に戻る。ま、エイプリルフールの贈り物だと思え」
アホ言うな━━っ!!
◇ ◇ ◇
とにかく誰にも会わないように、効果が切れるまで家にいるしかない!
そう思っていたのに…
「10代目ぇ!お土産の八つ橋をお持ちしました!」
「ツナぁ、一緒にゲーセンでも行かねーか?」
Σ何で来るかな二人とも!!
エイプリルフールは厄日だ!
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何だかかいている内に、だんだんヤバくなっていった作品です(^_^;)
まぁ、うん。…良しとしようι