妄想小説 

□沈黙の掟 神リナ★完結
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「あぁ……神田ぁ」

ただ…もどかしくて苦しかった。
そこだけじゃイヤなのに−−。
触って欲しいのは、もっと違うところ…なのに…それを言い出すのは恥
ずかしい。

「欲しいんだろ?」

耳に口を寄せた神田の声にピクッンと身体が震えてしまう。
でも、恥ずかしくて言えない。
そんな私の気持ちをわかっているのか、神田の長くて綺麗な指が太腿の内側を撫で上げた。
膝が勝手に開いてしまうーー。
腰が勝手に揺れてしまうーー…。

「…ココに欲しいんだろ?欲しいなら素直に言ってみな」

下着の縁をなぞられるとすごく恥ずかしい…。
だって、その先のこと想像して…すごく濡れちゃうから。
神田の指は敏感で、すぐに濡れた部分を探り当てちゃうの。

「んんっ、あぁん…」

濡れた部分に爪を立てられ、刺激されると、恥ずかしいのと気持ちいいので泣いてしまう。
「ダメ、ぁぁぁっ……ぃっ…」
「オマエは感じやすいんだな」
「オマエじゃなく…て……、リ…ナリー…なんぁはっ……」

こんな自分は嫌い…。

もっと、神田に相応しいような大人の女になりたいのに…。


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