寓話

□絶対の青空
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拝啓 風もいよいよ涼しくなり、木の葉の色付く季節となりました。
お元気ですか。
僕は、もう越えられない言われていた夏を越え、
日々秋の気配を感じられる事に喜びを感じています。






絶対の青空





さて、先日はお手紙ありがとうございました。
先生の強く温かい言葉がとても励みとなりました。

この夏、僕はずっと窓から空を眺めていました。
真っ白なだけのとても殺風景な部屋なので、
そこから見えるものだけが唯一の楽しみと言っても
過言ではありません。


  
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